PB

"His Dark Materials" by Philip Pullman

第一作の"The Golden Compass"も映画化されたしーと、また最初から読み直しています。(といっても、前は2巻目の"The Subtle Knife"まで。今回まとめて3巻全部読まないと細部を忘れてまた最初からになってしまうー。)とにかく、最高に面白いです。朗読も素…

目星をつけた本

基本的に読んだ本しか貼らないことにしてますが…、私はすぐに忘れちゃうので、気になった本(気にしてた本で今日思い出したものも)を記録。平積みされてた、有名筋の本が多いです。

"The Pilot's Wife" by Anita Shreve

Oprah's Book Club の一冊で、さもありなんと。長く結婚しようが一緒に暮らそうが、相手のことは分かりませんがな、というテーマかねえ。

"Of Mice and Men" by John Steinbeck

スタインベックの『二十日鼠と人間』。100ページほどの中篇です。農場で働く日雇い労働者の男達。知恵遅れで子供のような、しかし力と感情を制御できない大男のLennieと、時に苛立ちながらもそんな彼を庇って行動を共にする、頭の切れる小男George。いつか自…

"The Five People You Meet in Heaven" by Mitch Albom

"Tuesdays With Morrie"の作者。装丁もそっくり。(二匹目のドジョウ?と思わずにはいられない。でも、この本も結構売れたらしいですが。)あんまり読む気がしないかなあ、と思いつつ、昨日図書館で見かけて思いついて借りたんだけど、貸し出しのおばちゃん…

"Little King December" by Axel Hacke illustrated by Michael Sowa

ドイツ語が原作。ネットで書評を見て気になってたのが、図書館で見かけたので借りてみました。この本はいいですよ!ちょっと疲れた会社員の元に、小さな王様が現れて、あれこれ対話するという。王様の世界では、大人の姿で生まれて年を取るとどんどん小さく…

"Brokeback Mountain" by Annie Proulx

元々短編集の一編だったのが、映画の関係で一冊に。50ページちょいで、朗読も1時間くらい。朗読は、なかなか雰囲気があります。映画と細部が微妙に違っているような、見逃しちゃった部分も多かったかなあ?本の方がさらにやり切れなさが強い感じです。

"Monster" by Walter Dean Myers

殺人事件にまで発展した食料雑貨店の強盗に加担したとして、裁判にかけられている黒人の少年が、その裁判の過程を手記を交えたシナリオとして書いたという体裁をとっている。

Da Vinci Code by Dan Brown

朗読CDの聞きながら読みで読了。まあ、読み始めの印象どおり。全体の印象は、映画の"National Treasure"。(この映画の方が、歴史の浅いアメリカ人の夢丸出しで、すがすがしい。) 以降は、主に悪口と、もしかするとネタばれになるかも(気をつけてますが)…

"Tuesdays with Morrie" by Mitch Albom

とても面白いです。評判どおり。読みやすいPBとしてもあちこちで目にするけど、ほんとに読みやすいし、audio bookもとてもよいです。

"Burned Alive:A Victim of the Law of Men" by Souad

なんでこの本買ったんだろう?アマゾンの書評でみかけたのかなあ?と出所も覚えてませんが、すごい本です。(後で思い出しました、Amazonで、人類学の授業の教材の本から辿ってて見かけたんだった。) 主人公は17才で恋に落ち妊娠したことで、家族の名誉を傷…

アルジャーノンに花束を。

"Flowers for Algernon" by Daniel Keyes。大人向けPB読み歴が浅いのでベタベタなの読んでます。飛行機で半分くらい読んでました。なんとも切ない話。色々な読み方ができると思うけども、特に後半は万人にとっての「老い」と重ねて読む。一時帰国で、高齢の…

"Fahrenheit 451"

by Ray Bradbury。何冊も並列で読むタイプなので、この本は結構後回しにされて長くかかったような。再度映画化されるっていう話はどうなったんだっけ。ブラッドベリは、読めば読むほど、「アメリカの作家だなあ」という印象が強くなる。というよりは、高校・…

"The Curious Incident of the Dog in the Night-Time"

by Mark Haddon。ほんっとに、名作。*1どこにでもあらすじや感想が落ちてるので、割愛。理系の人にお勧めです。 朗読は、最初は若い高めの男性の声でちょっと違和感があったけども、聞くうちに主人公のChristopherとしか思えなくなってきて、「この人すごい…

"Yugao" from "The Tale of Genji"

源氏物語から、「夕顔」。翻訳は、Arthur Waley。自分のイメージと違ってて、非常に面白かったです。(私の知識は大和和紀の「あさきゆめみし」を中学だか高校だかに読んだくらい。)高尚でお美しい世界というよりは、人間的で、今でも「分かる」部分の方が…

火星年代記

"The Martian Chronicles" by Ray Bradbury。引き続き、レイ・ブラッドベリの『火星年代記』、読了。 ブラッドベリ自身の朗読を聞きながら。私はカセットを図書館で借りたけども、どうも手に入るのは、今はaudibleからだけらしい。朗読としては決してうまく…

火星年代記

"The Martian Chronicles" by Ray Bradbury。レイ・ブラッドベリの『火星年代記』。本人による、朗読を聞きながら読み始める。これが、最初にブラッドベリが本の紹介をするんだけど、まず、興味深いのは、この本が、Sherwood Andersonの"Winesburg, Ohio"に…

The Notebook(読み易いと噂の、ニコラス・スパークス)

"The Notebook" by Nicholas Sparks。老人が病床の老女に向って、一冊のノートに書かれた物語を読み始める…。読み安いと噂に聞いてて、一度は読もうと思ってたNicholas Sparks。まあ、平易な文章で書かれた恋愛小説なんですが。うーん、好きな人はいるだろう…

吉本ばななの"Kitchen"、逆輸入。

"Kitchen" by Banana Yoshimoto。(Megan Backus訳。)吉本ばななの、「キッチン」英語版。"kitchen""Moonlight Shadow"の2作。原作も平易な文章なんだろうけど、それにもまして翻訳の英語が平易なのではと。やっぱり日本語の方がいいかな、文章力というか説…

The Ruby in the Smoke

"The Ruby in the Smoke" by Philip Pullman。Sally Lockhart trilogy の1作目。ビクトリア朝時代、インドで生まれイギリスに移った16歳のサリーは父親から教育を受け強い自立心を持つよう育てられている。そんな彼女の元に、父親の訃報が…。阿片窟やら魔性…

Animal Farm

"Animal Farm" by George Orwell。日本語で読んでない名作第一弾(でもないか?)。読み出したら止まらなくなった。(短いし。)イギリスのとある農場の動物達が、自分達が搾取されていることに気付き、人間に対して反乱を起こし、動物だけによる平等な世界…

微妙

"Creepy Susie and ..." by Angus Oblong。Amazonで上記の本と抱き合わせというか関連で売ってて、評価もいいのでついでに買ったけど…うーん。何より詩情ってものがない。上のと比べるからか。英文も少ないし、英語の勉強で…という人ももったいないのでやめ…

ティム・バートンの牡蠣少年。

"The Melancholy Death of Oyster Boy & Other Stories" by Tim Burton。基本的に受身で傷めつけられるままになっている、奇形の姿を持つ沢山の子供達のお話。どうしても、あれこれ当て嵌めたりして、色々身の回りのこと、自分自身のことを考えてしまう。文…

Kate Chopinの短編集

"A Pair of Silk Stockings and Other Stories" by Kate Chopin。短編9編。女性の心理を巧みに描いて、うまい!という作品が多い。この時代にしては平易な文章。普段児童書ばかりの私でも意外と読める。Cajun文化が背景にあるので、会話文の方が寧ろ読みづら…

老人と海

"The Old Man and the Sea" by Ernest Hemingway。クラスでヘミングウェイの短編を読んで、その平易な文体に驚き、結構読めるかもなあと手を出してみる。これまた読みやすかった。キューバの老漁師が何十日もの不漁続きの中、一人で海に出て巨大カジキマグロ…