洋書

Pippi Longstocking by Astrid Lindgren★★★★

「長靴下のピッピ」ですね。原作はスウェーデン語ですが、その英語翻訳版。"Pippi Longstocking"、"Pippi Goes Aboard"、"Pippi in the South Seas"の3冊が一緒になっていて、お得。厚いけど。アメリカにいた頃に読んだのですが、ブックオフで見かけて懐かし…

"Fingersmith" by Sarah Waters ★★★★☆

"Alfie Gives a Hand" Shirley Hughes

上記の本で使用されている洋書。

エルマー

あと、講談社英語文庫の『エルマーのぼうけん - My Father's Dragon』を渡米前に買ってたようで、出てきました。勉強用だったのかな。当然、読めなかったんだろなー。楽しい本です。お風呂で音読。カラーで見たいなあ。

"His Dark Materials" by Philip Pullman

第一作の"The Golden Compass"も映画化されたしーと、また最初から読み直しています。(といっても、前は2巻目の"The Subtle Knife"まで。今回まとめて3巻全部読まないと細部を忘れてまた最初からになってしまうー。)とにかく、最高に面白いです。朗読も素…

ハリポタ最終巻、読了。"Harry Potter and the Deathly Hallows" by J. K. Rowling

思い入れのあるシリーズなので、完結して感無量。思えば渡米後に、何か読めそうなものはないか児童書はどうだろかと思うも、和書の翻訳児童書読みではなかった私は本の題名を知らず、『とりあえずハリポタ』と、4冊のPBのセットを購入(確か$20くらいと安か…

目星をつけた本

基本的に読んだ本しか貼らないことにしてますが…、私はすぐに忘れちゃうので、気になった本(気にしてた本で今日思い出したものも)を記録。平積みされてた、有名筋の本が多いです。

"The Pilot's Wife" by Anita Shreve

Oprah's Book Club の一冊で、さもありなんと。長く結婚しようが一緒に暮らそうが、相手のことは分かりませんがな、というテーマかねえ。

"Of Mice and Men" by John Steinbeck

スタインベックの『二十日鼠と人間』。100ページほどの中篇です。農場で働く日雇い労働者の男達。知恵遅れで子供のような、しかし力と感情を制御できない大男のLennieと、時に苛立ちながらもそんな彼を庇って行動を共にする、頭の切れる小男George。いつか自…

"Incredible You!" by Dr. Wayne W. Dyer

著者は先日TVで見かけた、生き方伝道師(?)というか、自己啓発の講演や本を書いている人。スピリチュアル系っちゅーか、アメリカっぽい「成功する10の方法」と心の平穏とかよりよい自己のあり方とかを結び付けたようなことを喋る人で。確かに胡散臭いので…

"Georgie's Halloween"

今更ハロウィンですが。。。先日図書館に行った時に、別の人が借りてて、図書館員の人が「あっ、ジョージーだ!すっごい懐かしいわあ!ねっ!」と同意を求められても知らんがな。と思いつつ、表紙がかわいいし、タイトルを記憶して、取り寄せ依頼してみたも…

"The Five People You Meet in Heaven" by Mitch Albom

"Tuesdays With Morrie"の作者。装丁もそっくり。(二匹目のドジョウ?と思わずにはいられない。でも、この本も結構売れたらしいですが。)あんまり読む気がしないかなあ、と思いつつ、昨日図書館で見かけて思いついて借りたんだけど、貸し出しのおばちゃん…

"Ghosthunters And the Incredibly Revolting Ghost" Cornelia Funke

怖がりの男の子(10歳くらいだっけな)のアパートの地下室に幽霊が…!おばあさんの友達の幽霊狩りの達人おばさんと一緒に幽霊狩りに乗り出すも…。幽霊にも色んな種類がいるようで、弱点とか特徴の一覧表とかあって、楽しい。 幽霊物だけども、ハロウィンと…

"A Late Encounter with the Enemy" Flannery O'Connor

南北戦争で戦った104歳のじいさんが、その年齢と経験ゆえにあちこち連れまわされて見世物にされるけど本人も割と楽しんでいる話。だけどもボケボケになってどんどん訳がわかんなくなっちゃうという。登場人物みんなが、自分のことしか考えてなくて、物悲しく…

"Silence" by Alice Munroe

読もうとすると死ぬほど眠くて頭に入らず面白くもない。とりあえず、一旦寝る。で起きて読むと、これがなかなか面白い!母親と娘の葛藤の物語。突然に新興宗教(スピリチュアルなんたら)の施設に入って面会を拒絶し続ける娘に会いに行く母。母親の視点から…

"The House on Mango Street"など4編。by Sandra Cisneros。

1954年生まれの女性作家、父親はメキシコ人、母親はメキシコ系アメリカ人。メキシコとシカゴを行き来する家庭に育ち、その出自を真正面からとらえた作品を多く出す。"prose poetry as prose fiction" と言われるよう、詩的な文章で知られる。作品は、彼女の…

"An Alcoholic Case" by F. Scott Fitzgerald

英語で読む初フィッツジェラルド。著者自身のような、上流階級の芸術家がアル中の治療でホテルずまい、それを若い看護婦の目から描く形式。結構平易な文章ですが、読めば読むほど、うまいなあ、、、と。感受性が高い人だったんでしょう。選者のJ. C. Oatesの…

"The Yellow Wallpaper" by Charlotte Perkins Gilman

作者はフェミニズム運動家。多数の講演をこなす。離婚し、自分自身の母性が少ないことを認識して子供の親権をすんなり夫側に渡したことで有名。らしい。多数の著作があるものの、文学的価値があるとして生き残っているのはこの一編だけらしい。 短編は比較的…

"The Cousins" by Joyce Carol Oates

短編クラス用。J.C. Oates はかなりゴシック調のやり場のないホラーなんかを得意とする人のようですが、この短編は違います。幼い頃にユダヤ人強制収容所の経験を経てアメリカに渡り、人類学を専門として大学教授になった女性作家が、自分の自伝を書き、それ…

John Cheever2編

"The Death of Justina","O Youth, O Beauty"。後者の方がかなり易しくて読みやすい。前者はかなーり噛み応えがあるというか洗練されてウィットに富みすぎて私には意味がとれない部分もある。面白いんだけど。現代アメリカ(と言っても1970頃?)の中・上流…

"Something To Remember Me By" by Saul Bellow

明日の短編クラス用。Saul Bellowは、友達から一冊プレゼントされたので読みたかったけど、3回のNational Book Awardsに、Pulitzer賞に、ノーベル賞…という凄すぎる履歴に怖気づいて手が出てなかったもの。今回は景気づけに、彼の短編を入れてくれと頼んだの…

"Little King December" by Axel Hacke illustrated by Michael Sowa

ドイツ語が原作。ネットで書評を見て気になってたのが、図書館で見かけたので借りてみました。この本はいいですよ!ちょっと疲れた会社員の元に、小さな王様が現れて、あれこれ対話するという。王様の世界では、大人の姿で生まれて年を取るとどんどん小さく…

Junie B. Jones シリーズ最新刊、#26。

おなじみ Junie B.、今回は家族でハワイへ行く!の巻きですが、最近はJunie B.も成長してるなあとグッと来る構成が多かったのに、この巻はちょっとまとまりがないというかゆるいというか。まあ、たまにはね。

"The Meanest Doll in the World" by Ann M. Martin

"The Doll People"の続編。まあ、女の子の友情物ですかね。読みやすくて、かわいい。

ボストン市立学校の今年の推薦図書の棚から

なんとなく惹かれた絵本を数冊読んでみました。 ちなみに、ボストンの他の学校も含めて、リスト一覧はこちら。 2006年度の、K-3年生向けから2冊(KはKindergartenで幼稚園ですね) "The Legend of the Bluebonnet" by Tomie dePaola テキサスの草原に咲く、…

"Brokeback Mountain" by Annie Proulx

元々短編集の一編だったのが、映画の関係で一冊に。50ページちょいで、朗読も1時間くらい。朗読は、なかなか雰囲気があります。映画と細部が微妙に違っているような、見逃しちゃった部分も多かったかなあ?本の方がさらにやり切れなさが強い感じです。

"Monster" by Walter Dean Myers

殺人事件にまで発展した食料雑貨店の強盗に加担したとして、裁判にかけられている黒人の少年が、その裁判の過程を手記を交えたシナリオとして書いたという体裁をとっている。

"The Wonderful Wizard of OZ" by L. Frank Baum, illustrated by W. W. Denslow

100周年での、ほぼ同じ装丁の復刻版。 なんと1899年に書かれて1900年出版。 これ、もうちょっと書きたいことあるんで、後で続けます。

"The Doll People" by Ann M. Martin & Laura Godwin, illustrated by Brian Selznick

主人公は100年物のドールハウスの中の、陶器人形一家の中の子供の人形。ぼやける記憶の中で、50年近く前に行方不明になったおばさん(人形)の日記を見つけたことから、おばさんの探索に乗り出す。近所に別のプラスティック製のドールハウスと人形一家も越し…

"I'm not cute" by Jonathan Allen

梟のヒナは、まだちっこくてふわふわ。みんなに「かわいい」と言われて構われて。でも本人は「自分はかわいくなんかない!怖くてシャープな梟さ!」と鼻息が荒い。お母さんは一枚上手で…。私は経験ないですが子育てしてる方は、最初の反抗期の子を思って、ト…