児童書

ハリポタ最終巻、読了。"Harry Potter and the Deathly Hallows" by J. K. Rowling

思い入れのあるシリーズなので、完結して感無量。思えば渡米後に、何か読めそうなものはないか児童書はどうだろかと思うも、和書の翻訳児童書読みではなかった私は本の題名を知らず、『とりあえずハリポタ』と、4冊のPBのセットを購入(確か$20くらいと安か…

"Ghosthunters And the Incredibly Revolting Ghost" Cornelia Funke

怖がりの男の子(10歳くらいだっけな)のアパートの地下室に幽霊が…!おばあさんの友達の幽霊狩りの達人おばさんと一緒に幽霊狩りに乗り出すも…。幽霊にも色んな種類がいるようで、弱点とか特徴の一覧表とかあって、楽しい。 幽霊物だけども、ハロウィンと…

Junie B. Jones シリーズ最新刊、#26。

おなじみ Junie B.、今回は家族でハワイへ行く!の巻きですが、最近はJunie B.も成長してるなあとグッと来る構成が多かったのに、この巻はちょっとまとまりがないというかゆるいというか。まあ、たまにはね。

"The Meanest Doll in the World" by Ann M. Martin

"The Doll People"の続編。まあ、女の子の友情物ですかね。読みやすくて、かわいい。

"Monster" by Walter Dean Myers

殺人事件にまで発展した食料雑貨店の強盗に加担したとして、裁判にかけられている黒人の少年が、その裁判の過程を手記を交えたシナリオとして書いたという体裁をとっている。

"The Wonderful Wizard of OZ" by L. Frank Baum, illustrated by W. W. Denslow

100周年での、ほぼ同じ装丁の復刻版。 なんと1899年に書かれて1900年出版。 これ、もうちょっと書きたいことあるんで、後で続けます。

"The Doll People" by Ann M. Martin & Laura Godwin, illustrated by Brian Selznick

主人公は100年物のドールハウスの中の、陶器人形一家の中の子供の人形。ぼやける記憶の中で、50年近く前に行方不明になったおばさん(人形)の日記を見つけたことから、おばさんの探索に乗り出す。近所に別のプラスティック製のドールハウスと人形一家も越し…

"Twits" by Roald Dahl

お久しぶりの再読。(にーさんのお薦めもあり。)やっぱ来てるなあ、ダールは。えげつない描写が最高です。この夫婦は結構仲良いよね、度が過ぎるとはいえ手のかかるprankを相手に仕掛け続けるのは、相手に興味があってこそだよねえ。(あまり賛同がえられな…

"A Bear Called Paddington"

by Michael Bond。パディントンいいですねえ。ペルーからやって来てパディントン駅で途方にくれてる熊と、ブラウン一家の出会いから。かわいい熊というよりは、ちょっとおっさんぽくて、慣れない異国生活でやれやれ、と困惑しつつマイペースで愛嬌たっぷり。…

"The Ghost in the Mirror"

by John Bellairs, Brad Strickland。 "The House With a Clock in Its Walls"(ISBN:0142402575)から続くシリーズ物第四作。 三作目と同じく、Rose Rita とMrs. Zimmermannが活躍。John Bellairsの死後に、草稿を元にして、別の児童書作家で彼の大ファンでも…

Junie B. #25。Bestest, ever!

Junie B. Jones シリーズの最新刊、25巻目。"Junie B., First Grader: Jingle Bells, Batman Smells!" by Barbara Park。相変わらず、明るくて生意気で、何より騒がしい、小学1年生のJunie B. Jones。今回も全開バリバリで楽しい。隣の席に座ってる、いつも…

子供向けの細胞関係、3冊

子供向けの、細胞関係の本を何冊か。質はともかく、数をこなしてくと、なんとなく言葉には慣れてきたような。

子供向け遺伝学

"Genetic" by Trevor Day。ISBN:1410303012、"Routes of Science"シリーズ。「○○のふしぎ」みたいな、小学校高学年向けの遺伝学の本。これが結構面白い。歴史的経緯を追いながら、読み物形式で書かれていて、少し難しい単語や人名が出ると、別枠で説明。写真…

Zekeいいなあ。

"Mr. Putter & Tabby"シリーズ、2冊。by Cynthia Rylant, illustrated by Arthur Howard。ほのぼの。こんな風邪なら引きたいなあ。Mrs. Teaberry のところのブルドッグのZekeが大活躍で嬉しい。ブルドッグ飼いたいなんて思ったことなかったけど、このシリー…

Zack Files #16

"Evil Queen Tut and the Great Ant Pyramids (The Zack Files #16)" by Dan Greenburg。毎度不思議なことが身の回りに起きるZack少年のシリーズ16巻。友達の痩せ薬を間違って飲んで縮んじゃったZackが蟻の世界で奮闘!ちゃんと蟻の生態なんかも分かって楽し…

Heavenly Village

"Heavenly Village" by Cynthia Rylant。死んだ後も心残りのある人なんかが、天国に行く前にしばらく暮らす村。何人かの村人のエピソード、彼らがなぜここにいるのかが穏やかに優しく語られる。"The Magician"がいい。人の良いところを掬い取って浄化して書…

ハリポタ#6

"Harry Potter and the Half-Blood Prince" by J. K. Rowling。粗筋もコメントも、書けないなあ。絶対ネタバレになるから。後半4分の1に勢いあり。感触としては、最終巻に向けての仕掛けそのもののような本、と見た。いつだか書いたハリポタ予想は、ほぼその…

The Field Guide (Spiderwick Chronicles S. #1)

"The Field Guide (Spiderwick Chronicles S. #1)" by Holly Black, Tony DiTerlizzi。全5巻の1巻目。古い屋敷に引越した3人兄弟が、隠し部屋や奇妙な古い書物を見つけて不思議な生き物達の世界に入り込む…とまあお約束な設定。生き物達がタチ悪そうなのと…

Zack Files #9

"The Volcano Goddess Will See You Now (Zack Files #9)" by Dan Greenburg。身の回りに超常現象が次々起こる少年Zackのシリーズ。今回は、ハワイで火山の女神にたたられて…。

Mr. Putter & Tabby

"Mr. Putter & Tabby"シリーズ、5冊。by Cynthia Rylant, illustrated by Arthur Howard。いやー、ほんとにいいです、このシリーズ。特に絵が。割と大人しくしていい子にしてるTabby よりも、Mrs. Teaberry んとこのやんちゃな犬の Zeke がいい味出してて好…

Mr. Putter and Tabby

"Mr. Putter and Tabby"のシリーズ4冊。by Cynthia Rylant, illustrated by Arthur Howard。1人暮らしのおじいさん、Mr. Putterには、話すこと、シェアしたいことがいっぱいあるのに相手がいません。そこで猫を飼うことに。選んだのは、自分と同じ、年取って…

ドリトル先生は、"Do Little"で「ほとんどしない」先生だったのね!

"The Story of Doctor Dolittle" addapted by N. H. Kleinbaum。オリジナルは Hugh Lofting。間違えて借りた…今度はちゃんとオリジナルを。でも結構楽しかった。

The Letter, the Witch, and the Ring

"The Letter, the Witch, and the Ring" by John Bellairs。"The House With a Clock in Its Walls"から始まるシリーズ三作目でさすが相変わらず面白い。これまで脇に回ってた女性陣、Rose Rita とMrs. Zimmermannが大活躍。

The Trail of Tears

"The Trail of Tears (Cornerstones of Freedom)" by R. Conrad Stein。先生に借りた。Cherokee族の土地で金がみつかったことから、Andrew Jackson大統領は、最高裁判事John Marshallの下した判断を覆し、全員をジョージア州からオクラホマ州まで移動させる…

Out of the Dust

"Out of the Dust" by Karen Hesse。1934-5年の2年間にオクラホマに住む14歳の少女の視点から、少女の家庭に起こった悲劇とそこからの痛みを伴った回復をを詩の形式で書き綴ったもの。詳しく書けないけど、痛ましくて切なくて力強くて、すごい作品。暗いので…

The Flower Fairies (Fairy Realm #2)

"The Flower Fairies (Fairy Realm #2)" by Emily Rodda。本を借りるとき、表紙が多少えげつなくてもバカっぽくても平気なんだけど、このシリーズはほんっと恥ずかしい。この作者の本では最も低年齢向けで、女の子だけを対象にしてる珍しいシリーズ。出てく…

Zack Files #10

"Bozo the Clone (The Zack Files 10)" by Dan Greenburg。超常現象が常に身の回りに怒ってる少年Zackのシリーズ10巻。今回は、いじめっ子に狙われるZackがふとしたことでチベット魔術の箱を手に入れ、自分の複製を作って…。

Gooney Bird Greene

"Gooney Bird Greene" by Lois Lowry, illustrated by Middy Thomas。面白いっす。やはり、Lois Lowry は大好き。イラストもいい。名前も服装も不思議なテイストの Gooney Bird Greene。彼女がクラスで語る「ほんとの」話はクラスメート(と私)を魅了。彼女…

エレンのライオン

"Ellen's Lion:Twelve Stories" by Crockett Johnson。"Harold and the Purple Crayon"と同じ作者。だけど文章中心か。小学校入学前くらいの子供が読むのかなあ。Ellenとぬいぐるみのライオンの会話が中心の短い12のお話。ライオンの発言がいちいちリアリス…

魔術師の甥

"The Magician's Nephew (Chronicles of Narnia, Book 1)" by C.S.Lewis。Kenneth Branagh による朗読を聞きながら読了。以前読んだ "The Lion, the Witch and the Wardrobe(Book 2)"が面白くなかったので期待してなかったけど、朗読のお陰かムチャクチャ面…