"The Five People You Meet in Heaven" by Mitch Albom

The Five People You Meet in Heaven [ラフカット]
"Tuesdays With Morrie"の作者。装丁もそっくり。(二匹目のドジョウ?と思わずにはいられない。でも、この本も結構売れたらしいですが。)あんまり読む気がしないかなあ、と思いつつ、昨日図書館で見かけて思いついて借りたんだけど、貸し出しのおばちゃんが「これいいわよね!」とか言うので、その気になってつられて読み始めてしまう。やっぱ、易しい英語とうまい展開とで、つるつるあっという間に読んでしまう。死の直後の男の人生の回想、天国で彼を待っていた5人に人生の意味を明かされる…と。(以下ネタばれも含む。)



ほんっとこの作者のうまさは、あざとさとスレスレなくらいに感じる。因果応報というか、人は一人じゃない、みんな大きな物の一部、全てが意味がある!みたいな感覚は、"independence"を研ぎ澄ませてきたアメリカ人に対してこそ、問いかける意味があるんでしょうか。どうも違和感が。といいつつ、最後の最後で泣かされてしまったのですが。