本備忘録

読んだ本・読みかけの本・帰国後入手したい本をおりまぜて。備忘録。Mein buntes Deutsch-Bildwoerterbuch mit ueber 1000 Woertern und Saetzen出版社/メーカー: Ars Edition GmbH発売日: 2003/06メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログ…

フライブルグにおります。

6月〜8月、フライブルグに滞在しております。 丸3年ぶりのドイツ生活、まったくドイツ語は抜けきって まあ、付け焼刃というのは剥がれ落ちるのは早いというか。 7月半ばまでは持ち込んだ内職で忙しくしてましたが、 その後暇ができたので、地元図書館でちょ…

Pippi Longstocking by Astrid Lindgren★★★★

「長靴下のピッピ」ですね。原作はスウェーデン語ですが、その英語翻訳版。"Pippi Longstocking"、"Pippi Goes Aboard"、"Pippi in the South Seas"の3冊が一緒になっていて、お得。厚いけど。アメリカにいた頃に読んだのですが、ブックオフで見かけて懐かし…

ダンナ、一日中寝る。

まんが パレスチナ問題 ★★★★☆

パレスチナ問題を、古代から現代まで、時間軸に沿って解説している入門書。「まんが」といっても、コマ割りがあるわけではなくて、イラストで建物や風習や人物が描かれています。特に歴史上の人物に気持ちや考えを語らせる部分がよくて、入り組んだ民族や宗…

マザーグース関連、数冊

おもしろいです。原詩と訳詩を比べながら。 谷川俊太郎の訳詩は、日本のリズムに乗っているものもあり、英語のリズムがそのまま日本の詩に乗り移って感じられるものもあり、すばらしいです。平易な言葉遣いで、ムリヤリ感がないのもすごいー。 「マザー・グ…

また間があいてしまいましたが、 Merry Christmas & Frohe Weihnachten! (politically correctではなさそうだけど、アメリカじゃないからいいや。)

「怖い絵2」 中野 京子 ★★★★☆

"Fingersmith" by Sarah Waters ★★★★☆

『戦争中の暮しの記録』 暮しの手帖編集部 編 ★★★★★

戦時中の暮らしについて語った、ごく一般の人の手記や日記や手紙が数多く載せられています。当時の写真や絵も随所にありますが、メインは手記の部分です。生々しく重苦しいほどの描写もあれば、大変な生活の中でも軽妙な視点を失わない描写もあり。自分の、…

最寄図書館で、図書館の不用になった蔵書の無料配布中。一人10冊までで、すごい行列でした。(不況の影響?) 掘り出し物、というものはなかなか見当たらなかったのですが、(整理券からすると300人目くらいだったので、既に掘り出され済みかと)、1冊これは…

『1時間でわかるアフガニスタン』桑田 剛 ★★★★

同時多発テロの後で、アフガニスタンの政治解説として分かりやすいと評判だったウェブサイトが書籍化されたものらしいです。なので、その時点までの解説です。 確かに分かりやすいです。宗教的バックグラウンドなどが、生活目線から、とっつきやすく説明され…

師走だー。

『詩人の墓』谷川俊太郎

『はだか』谷川俊太郎

全てひらがな。 分かち書き(読みやすくするためのスペース)もほとんどないのに、つまることもなく誤読もさせられなくてすごい。 というような点は、詩集のすごさを順に挙げていったら、25番目くらいになるのかもしれませんが。

日本語を強化するには詩かなあと。

"すてきな三にんぐみ" Tomi Ungerer(トミー・アンゲラーまたはトミー・ウンゲラー) (著)、いまえ よしとも (翻訳) ★★★★

絵がいい! 訳語が楽しい! この作家は絵も話もクセがあって、妙に気になって手にとってみてしまうんですが、「ゼラルダと人喰い鬼」とか、面白いけど子どもにどうなのいや子どもにこそ面白いのかお母さん方が眉をひそめそうな気もするけどまあ面白いからい…

"Alfie Gives a Hand" Shirley Hughes

上記の本で使用されている洋書。

『絵本翻訳教室へようこそ』灰島 かり ★★★★☆

思わぬ良書。「思わぬ」は失礼かもしれませんが、ファンシーな表紙に先入観を持ってしまってました。 物語の読み込み、適切な訳語の選び方、出版翻訳の収入と厳しさ、出版社への持ち込み方まで、分かり易い語り口でていねいに説明されています。絵本に限らず…

『ギリシア神話を知っていますか 』阿刀田高 ★★★☆

「お話」の勘所というか面白いところをかいつまんで紹介する、という点では素晴らしい入門書。美人の描写がコテコテで、ちょっと引きます。(読みやすくはあるんですが。。)

『新約聖書を知っていますか』阿刀田高 ★★★

『旧約〜』に比べていまひとつな印象。なんでだろ。日本でも信者が多いし、距離感が難しいんでしょうか。(奥様もクリスチャンらしい。) 前日の『怖い絵』には、ティントレットの『受胎告知』と対象比較のためにフラ・アンジェリコの『受胎告知』が掲載され…

★★★★

「大学時代って、結構楽しかったなー」としみじみした1冊。

『怖い絵』中野 京子 ★★★★☆

西洋絵画20作品を解説した本ですが、描かれた時代の背景、絵の題材、題材の背景や解釈、画家、などで「怖い」側面を切り口に紹介しています。有名な絵が多くてとっつき易いし、特に時代背景や画家について「そうなんだ」という話が多くて面白かったです。(…

『荊の城』上、サラ・ウォーターズ ★★★★☆

再読。2年くらい前に読んだはずで、面白かったという思いと大体の背景の記憶はあるのですが、筋を完全に忘れていて、初読時と全く同じ箇所で「なんとそうきたか!」と驚いてしまいました。ある意味、幸せな読書ですが、、、年取ったなあ…。 ネタばれしない程…

『ほんの豚ですが』佐野洋子 ★★★

ほんの豚です。 そういえば、ドイツでは豚が幸運のしるしです。 色々な動物を素材に、イラストと、詩のような童話のような文章が添えられているつくり。 気に入ったのを1つ。 犬の章です。 犬 幼稚園で男の子と女の子がキスをしていた。おれはいいと思う。 …

『シズコさん』佐野洋子 ★★★★★

読んだのは少し前ですが、記録に残すために。この本すごいです。佐野洋子さんすごいです。

『半身』サラ・ウォーターズ  ★★★☆

再読。ヴィクトリア朝時代のロンドンを舞台に監獄慰問と交霊会を手記風に綴った歴史ミステリー小説。 これは結末もなんとなく記憶に残ったまま読みましたが、再読でも面白いです。時代の風物が手に取るように描写されてます(杉浦日向子さんの江戸モノを読む…

国会図書館デビュー

調べ物があって、国会図書館に初めて行きました。 開架がないので、図書館としてはさびしいですが、ピンポイントに物事を調べたい、既にあたりをつけた図書を見る、という目的ではすごく便利です。(いずれにせよ、国会図書館のページで前もって確認しておく…

子ども用の独独辞書

1冊、独語学習者におススメの、子ども用の独独辞書をはっておきます。(独アマゾンで、「なか見!検索」(Blick ins Buch!)ができるので、雰囲気がだいたい分かると思います。ISBN番号は万国共通なので、独アマゾンで番号で検索すると一発で出ます。アマゾ…

久々にドイツ語メール

ドイツでの友人から連絡があり、共通の友人が連絡ないから心配してたよーと言われる。筆不精なうえにドイツ語を書くのが億劫で書いておりませんでした。重い腰をあげてメールする。