"Something To Remember Me By" by Saul Bellow

明日の短編クラス用。Saul Bellowは、友達から一冊プレゼントされたので読みたかったけど、3回のNational Book Awardsに、Pulitzer賞に、ノーベル賞…という凄すぎる履歴に怖気づいて手が出てなかったもの。今回は景気づけに、彼の短編を入れてくれと頼んだのです。
読んでみると…、おっもしろいじゃん!自分の若かりし頃の1日に起こった沢山の出来事、少年の通過儀礼を凝縮したような生と死と性に直面した一日について。背景は不況で禁酒法時代のシカゴ。暗澹とした街を舞台に、軽妙な語り口でリズムがいい!うーむ、こりゃすごい。
そしてまたもやユダヤ人。こりゃあ、ローナ喜ぶなあ。と。
うーむ、クラスで使う短編集ではまだ生きてることになってましたが、去年2005年4月に亡くなってますね。だからあの時、ハーバードの図書館で特集が組まれてたのか。そして友達が本をくれたのかあ。