子供向けの細胞関係、3冊

子供向けの、細胞関係の本を何冊か。質はともかく、数をこなしてくと、なんとなく言葉には慣れてきたような。
"The World of the Cell: Life on a Small Scale" (Cells and Lifeシリーズ) by Robert Snedden。ISBN:1588106764。これは非常に読み物として面白いです。説明がキッチリしてて、俯瞰的に分かると同時に、面白いトピックを丁寧に説明してて。平易な文章で専門用語なし、出てきてもまず説明が入っている。写真も豊富で絵もきれい。この作者はこの手の本を沢山書いてるらしい。というわけで、図書館にリクエスト、と。

次の2冊は同系列か。ちょっと落ちる。(<<米アマゾンによると、両方ともスペイン語からの翻訳だそうな。)
The Life of a Cell (Cycles of Life)
"The Life of a Cell" by Andres Llamas Ruiz。ボチボチ。主に、Eukaryote, Prokaryote cell の典型例について説明。内容の割には変な用語がポンっと出てきたり。絵がねえ…。色がえぐいし、細胞とか妙に光沢が入ってて何もかもテカテカしてて、立体的に描いてる割に、情報が伝わってこない。読むと「なんで?」と謎が湧いてくる本で、その意味ではいい本なのかなあ。(説明不十分ともいえる。)

"Cells, Genes, and Chromosomes" (Invisible Worldシリーズ)by Nuria Bosch Roca。ISBN:0791031543。大体上の本と同じ感じ。ただ、人間の身体の中の細胞に主に話を絞ってて、色々な箇所の説明がある。ただ、専門用語がお構い無しに使われて、なおかつ身体のあちこに話が飛ぶので、むしろ医学系の用語が多いのかなあ、という印象。地の文章も相性が合わないのか読みにくい。