魔術師の甥

The Magician's Nephew (Chronicles of Narnia)
"The Magician's Nephew (Chronicles of Narnia, Book 1)" by C.S.Lewis。Kenneth Branagh による朗読を聞きながら読了。以前読んだ "The Lion, the Witch and the Wardrobe(Book 2)"が面白くなかったので期待してなかったけど、朗読のお陰かムチャクチャ面白かった。一巻だけど書かれたのは後の方なので、児童書としてよりこなれているのかもしれない。Digory 少年のおじさんの(似非)魔術師の Andrew が特によい。どうしようもない人物の描写はやはり英国物はすごい。あちこち作者が顔をのぞかせるような記述もいい。今の巻数表示ではなくて出版年度に沿って読んでく方が面白いのかなあという印象。今年の12月に "The Lion, ..."の映画が公開されるので楽しみ。