あん肝

昨日、近くのスーパーで、安くて多めのあん肝(生)を見かけたので、あんこう鍋いいなあと買ってみました。しかし、あんこうの身の部分はないし、肝だけ鍋つゆに溶け出すのも寂しいかなあと、酒の肴のいわゆる「あん肝」に路線変更。
このHPなどを参考に作ってみました。こういう、むっちり包んだりしばったり系の料理が好きなので、作業だけで一人でテンションあがりまくり(^_^;)。(思いのほか簡単です。)想定外だったのが、蒸した後で鍋ごと置いて冷まして、さらに冷蔵庫で冷やすのにかかる時間。鍋で室温になるくらいではまだまだ柔らかくとうてい包丁を入れられる状態ではなく、冷蔵庫である程度固まる時間も考えると、作り出してから最低5時間くらいはかかるようです。


というわけで、翌日であるところの今日、食べました。(メインは普通の水炊き。)
準備万端、日本酒も用意してと。まだ傷のことがあるので、アルコールはせいぜいビールをちょびちょび、くらいだったので、かなり久しぶりの呑む体制。


もみじおろしとポン酢を添えたあん肝・・・お酒のつまみにちびりちびりと・・・んまいいいい!
いや、正直、若干のくさみも残るものの、そういうときのためのもみじおろしピリ辛よ。


「うまくね!? すごくね!? 日本酒にぴったりじゃね!?」
と、たたみ掛けるようにダンナに同意を強要するも、
「おれ・・・こういう、いかにも酒のつまみですってのは・・・ちょっと・・・ビールの方がいいし・・・」
と、全否定されてしまった。(ダンナは味に関しては、決して、人に合わせたり作った人に気を遣ったコメントをしたりしないのですよ。気に入った時には、そう言いますが。)


まあ、ダンナの好みはさておいて、あん肝を見かけたらまた作ろうと心に誓う私ではあります。
冬ならではの味だし、日本ならではだし。(自分の好物だし。) おすすめでっす。