クラス最終日

5月半ばから週3で行っている、VHSのクラス最終日。というわけで、食べ物を持ち寄り、なんかゲームしたり会話したり。ZDの試験が近いのもあり、受験する人はほとんど来てないか、ちょっと挨拶に寄ったくらいの人も。割と仲がよかった南米組は一人も来ず、なんとなく距離のあったウクライナ組が大半。さてどうなるかと思ったけども、色々話したりして意外と感動と涙の別れになりました。分からないもんです。(冷戦状態だった人が一人いたんだけど、その人は来なかったのが良かったかな。)最後は写真撮ったりハグしたり。
食べ物は、一応日本ぽいものかなあと、きのう日本食材屋で買ってきた枝豆と、ダンナが隠し持っていた羊羹を持参。羊羹は微妙で皆が反応に困ってましたが、枝豆は評判良かった。他に自国の物を持参したのは、Georgiaグルジア)のオペアの子が、チーズと卵から作った焼き物を。(朝6時から用意したと。)おいしかったです。
ウクライナから来た一人とは、ほとんど初めてお互いのことを話したくらいな。彼女が子持ちで働いていて休み勝ちだったし、ちょっと衝突があって距離を置いていた別のウクライナの女性と彼女がつるんでいたこともあって、雑談をする機会もなかったので。でも、話してみると暖かくてよい人柄だし、経歴から興味深い話題も豊富で、もっと早くから親しくしとけばよかったと残念。
彼女はウクライナユダヤ人村の出身だけども、今はユダヤ人は皆イスラエルに行ってもう誰もいないとか。ドイツ入国用ビザやドイツでの補償だか利権のためにユダヤ人を詐称する人もいる話とか。ドラッグの問題とか。(私のドイツ語理解力は相当やばいので、話をつくってるかもしれませんが(^_^;)。)
あとは、ナイジェリアから来て看護婦をしてる子は、おじいさんに嫁が5人いたとか。彼女は敬虔なクリスチャンだけども、「うちのおじいちゃんはまじめに信仰してなかったし。嫁5人はみんな近くに住んでて、いったい彼らがどんな共同体作ってたのか、分かんないけどねー」と大笑いしながら話してました。彼女はずっと、自分は結婚しないと言ってたんで、なんでかと気軽に聞いてみたら、今は看護婦として働いていてソーシャルワーカーの勉強もしてて、その技術をナイジェリアで役立てたい、いつかは修道女として人のために働きたい、そのためには自分の家族は作るべきじゃないと思うと。そんな彼女と、前日に朝6時までディスコで躍っていたというオペアの子とが、すごく仲良くなってハグしてる姿は、とてもいいもんでした。
私以外は全員働いている人ばかりだったので、(いやはや)、普段より長居したとはいえ、1時くらいにはお開きで残念。こういう集まり、一番最初のクラスでやってくれるとよかったんだけどなあ。色々と、周りにも私にも問題のあったクラスだけども、面白かったんだなあ、と改めて思ったです。