The Lecture

"The Lecture" by Isaac Bashevis Singer(1904-1991)*1。著者を思わせる主人公がYiddishに関する講演をしに、NYからモントリオールに向う。列車が雪のため大幅に送れ、駅で彼を待っていたのは二人のみすぼらしい女性だけ…。

*1:ポーランド生まれ、ナチスの迫害の中アメリカに亡命。ほぼ死語とも言えるYiddish(色々な言語から影響を受けたユダヤ人特有のjargon)で広範囲の小説を多数発表、本人の監修可英語に翻訳されている。特に、ホロコーストや性倫理を問う作品が有名らしい。1978年、ノーベル賞受賞。