午前中の英語のクラス。

先週末に中国人Eが去り、ロシア人Iは、ついにグリーンカードが取れて、急遽ロシアに帰国。なんとまあ、生徒はたった二人である。もう一人の生徒は、保守系キリスト教大学の大学院で神学を学ぶ、バリバリ保守のクリスチャン。ドミニカ共和国から来た彼は真っ正直さが全開。生徒が二人しかいないもんで、話したい放題。今日はキリスト教の話が主。この日から、クラスの時間の半分は、宗教論争(?)に使われるように。
いや、よく知らないとは言え、ちょっと仏教とか神道の話をし始めると、「それはキリスト教では悪魔がそそのかしているとみなす」とか言われると、さすがにムッとして。「キリスト教のみならず排他的な宗教では、どれも他宗教を悪魔的とか言って攻撃の言い訳にするだけで、そりゃ戦略でしょ」とかなんとか、同じような調子で延々話を続ける二人。(彼は保守キリスト教の話をしているだけで、むしろ攻撃的なのは私か?)
とにかく、最初に「divinityを学んでいる」と聞いた時に、客観的に宗教学を学んでいるのかと勘違いした私もまずかったか。面白がってあれこれ聞いてるうちに泥沼化。でもまあ、彼は明らかに何を言われても、「この、心に神を持たない、理屈に偏った救われない哀れな生き物よ」という雰囲気で、まるで意に介してないのは明らかなので、私も言いたい放題言えて楽しかったです。(頭の頑固な者同士で話しても実りは少ないんだけど(^_^;)、まあ会話の訓練なので。)