菊と刀。ですってよ。

午後からTA英語。アメリカの大学の格差がなくなっている話とか。お互いの国の大学格差の話とか。
先生はBUの英語学校CELOPの先生で、今まで持ったクラスの中でも、9月からロースクールに入る準備用のサマーコースで、日本の学生達の格差意識が極端らしい。まず、BUのロースクールに入る学生はおらず、ハーバードに行く生徒ばかり、皆が東大卒なんだけど、その中に既に司法試験に通った学生が混ざってると、通ってない学生の方が異常に引っ込み思案になって口を開かなくなるとか…。分かる気もするけど、なんだかなあ・・・という話。
菊と刀―日本文化の型 (現代教養文庫 A 501)
The Chrysanthemum and the Sword
そう言えば、日本人の性格ということで、"The Chrysanthemum And the Sword"(『菊と刀』)を先生が話題に出す。そしたら、当然のようにシェンも読んでいる!(もう一人の中国人の学生は読んでなかったけど。)先生によると、日本の学生よりも中国人の学生の方が、知ってる人も読んだことある人も多いらしい。色々話してて、「面白かったけど、中学か高校の時に読んだせいもあるかもだけど、決して読みやすいとは言えなかった記憶が…。当時この手の本は高尚に小難しく訳される傾向があったし。」と言うと、驚かれる。(中国語も易しく訳されてるらしく、シェンにも驚かれる。)もともとの英語は読み易いし面白く読めるだろうから、ぜひ読んでみろと。(うーん、時間があれば。確かに、今読むと面白いだろうなあ。)
学期の終わりでクラスもあと一回、なんだか最後っぽい雰囲気になり、先生が語りモードに…。3年間この院生用の少人数クラスを教えて今期が最後で次からCELOPの通常クラスに戻るとか。院生向けは、粒が揃ってて少人数議論でよいので仕事としても楽らしく、仕事の取り合いで、年数の上限も3年だとか。いい先生なので残念。(というかシェンとこの先生のお陰で参加させてもらえてたけど、二人ともいなくなるし、来期は続けられないかもなあ。。。)
シェンは忙しいようで、部屋に行かずに立ち話をしばらくする。
で、Copleyの図書館へチャリチャリ行く。うろうろしてると、火災報知機がなって、消防車が来て、皆追い出される。前もあったなあ、これ。
ちょっと待てばまた入れるようになるだろうと、時間をつぶしがてら、ボストンコモンの横の公園へ。チューリップはもうすぐだなあ。開花時期をずらして植えてて、早いのが咲き始めたところ。一週間か2週間後が楽しみ。
また図書館へ。ピックアップできると思ったらば、できず。(図書館に到着した当日は、どっかに紛れ込んでることがよくあるから、2−3日してから来いと…。)適当に本を借りて帰る。