MITとジアンさんと屋台と怪人。

小雨の中、nigekakeさんとMITの辺りをぶらぶら。ハーバード付近で旦那と待ち合わせてお昼を食べたあと、別行動。
シアンさんと彼女の友人のジアンさんとしばらくお喋り。(彼女は月曜にハーバードでの講義を日本語から英語に通訳・翻訳するとかいう仕事があり、日本語が鈍っているというので付き合う。資料の日本語読みをチェックしようとするも、こっちもあやふやで何がなんだか。「林子全集」で『「りんしぜんしゅう」だと思うけど…』とか。正直、日本語会話そのものも少々不安が残るけど、講義だとかえって大丈夫なのかな。)その後、周辺でやってた屋台がたくさん並んでたお祭り(?)みたいのを冷やかしながらぶらぶら買い物。次の待ち合わせまでちょっと時間が空いたのでCOOPで立ち読み。
Park St.で落ち合って、少し腹ごしらえしてから、nigekakeさんと旦那と3人で"The Phantom of the Opera"。二回目なので英語も少し楽に。Christine役の人(今回はElizabeth Southard)が前の人よりうまかった気が。Phantomはやはりいいけど、一回目の方がパワフルだったような。(初回だから圧倒されてたのかなあ?Christine役の人との組合せがイマイチ?)帰宅後Amazonで他のPhantomを聞くも、この人が一番美声かも。
しかし、今回は、満席状態でざわついてるし、後ろの若造がドカドカ席蹴るわ菓子食うわうるさいし、さらに最後の盛り上がり部分で、ある泣かせどころの描写が旦那のツボにはまったらしく横で延々グフグフ笑い続けるやらで、気分が萎える。萎え〜、って感じ。nigekakeさん、旦那がうるさくて本当にすみませんでした。
四季を見たというnigekakeさんによると、ボストン版はPhantomが情けなさすぎで、若い娘に逃げられてヨロヨロ泣き続けるただのジジイにしか見えずイマイチだと。そうそう、前回も思ったけど、仮面が外れた後のPhantomは、髪のしょぼさ加減から顔のメーキャップまで、ビル・マーレーそっくりでした。(情けない演技でなおさら。)(いや、情けないおじさんがダメなわけではもちろんございません。むしろ親近感があるくらいで。まあ、タニザキの美学というのもありますし。と誰に言い訳してるのやら。)