「ふじゅ」に原爆にトリビアの泉。

天気が悪いので、また歩き。(となると遅刻しちゃうんだよね。)
"Cell Biology"のクラスで、DNAの全シーケンスが解析されたものとして、Pufferfish(fugu)があがってまして、先生がそれを「ふじゅ」と発音するので、そうか普通に読むとそうなるか、と感心。ヘボン式ローマ字読みに慣れてるので一瞬違和感があったけど。そう言えば、Karaokeは「からおきぃ」だしShiitakeは「しいたきぃ」になっちゃってるなあ。
続けて、人類学の授業に出てから、学食で食べて、図書館でお勉強。(今日はシェンは、インプラントの手術ということで、今週の会話の時間はスキップ。)
その後、Einstein と原爆の物理コロキウムというのを旦那と聞きに行く。科学史家の女性による講演(というか、学生向けクラスに近い?) まあ大筋は、Einsteinは12歳くらいで地球市民としての倫理観を芽生えさせ、核開発には基本的に否定的であり続け、ルーズベルト大統領宛のドイツに先駆けて原爆開発を促した手紙に署名したことを、その後ずっと後悔した、というもの。まあ、学生向けに、科学者の倫理を考えることを促した内容。(本当に話したかったのはリーゼ・マイトナーのようでもあった。そう言っちゃうと生徒が来ないからアインシュタインを持ち出したのかな。100周年だしね。)
しかし、途中で、「皆さん、原爆が最初に落とされたのは日本じゃないのよ。どこか知っている?」と、なんというかしたり顔で質問したのに、ひっかかった。どんな武器を作っても前もって試験すんのは当然で、実際に武器として使われてそれがどれだけの被害をもたらしたのかを(皆が知ってるという前提かもしれないけどそれでも)強調するのが筋じゃないかなあ。
とぶつぶつ言いながら帰る。