森の中で迷ったり、盗まれた犬の話聞いたり。

なかなか寝付けず、睡眠時間二時間くらい。できるだけ寝るようにしてたので、生活がずれたかな。
高校時代の友人から、写真つきでメールがきた。妊娠して臨月間近の彼女自身の写真と、最近出産した別の友人の母子の写真。なんだか、とっても感動。二人とも穏やかで明るくてとってもいい顔で。みんな遠くへ来ちゃったのねー、と感慨もあり。(私は地理的に遠いけど中身はイマイチだなあ。)そして、どんどんまた成長してくのねー。どうか超安産でありますように。

午前は Short Stories のクラス。物語自体が混迷としているので、ディスカッションも迷いこんじゃってわけが分からん。大体話も難しいし、ちょっと無理があったやね。
お昼は割と早めに帰ったんだけど旦那から外で食べるとメールあり、一人でボソボソ食べる。シェンに百人一首の解説ができるように適当にHPを見つけ、慌てて予習。今日は『奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の 声きく時ぞ秋は悲しき』

BUに行って、シェンと話す。彼女は宋代の花鳥画を専門に習ってたことがあるそうで、描いた絵を見せてもらう。全て模写なんだけど(そういうもんらしい)、細い筆で丁寧に描かれた精密な絵にびっくり。人の髪や花びらの繊細な線が最も難しいと。ただ柔らかく滑らかに描けばいいわけでなく、そこに『気』が入ってないと、分かりやすく言うと一種の緊張感がなければいい絵ではないと。
そう言えば以前、「いい芸術を作るためには『気』が必要だけど、それを理解するためにも『気』が必要。昔々、これこれこういう故事があって…」と言ってたけど、それってスターウォーズの霊体化の話と同じだなあ、とか思う私は、毎日その手の話ばかりしている旦那にすっかり毒されてるなあ…。
『気』の話ばっかりしてるわけではなくて、鳥の絵から動物やペットの話になり。シェンの旦那さんの実家では、犬を盗まれたらという。高価な犬だったのかと聞くと、「そんなことない。食べるために盗まれたんじゃないかなあ。旦那はガッカリしててねー」と大爆笑しながら答えるシェン。さらに、彼女が小さい頃、夏休みにおばあさんの家で過ごしている時に、アヒルの子供をペットとして育てていたらば、次の休みに行ったら、食べられてていなくなってたとか。メダカを飼ってたけど、水を変える時に下水によく流しちゃって…、とかそんな話をしてゲラゲラ笑う。こういう話を聞いても同情した顔しないでいいって楽だなあ。
あっと、幾つか薦められた映画見たのに、その話すんの忘れたなあ。まあ、また来週。
帰宅後、どうしようもなく睡魔に襲われ、寝てしまう。晩ご飯は、旦那がホールフーズから買ってきてくれたレンジでチンするカレーとか…。